
サルベストロールとは
サルベストロールとは
サルベストロールは、無農薬栽培(オーガニック)の植物に多く存在する、健康の維持に欠かせない成分です。 植物は真菌(カビ)に攻撃されると、抗菌作用のある成分を生成し、真菌を殺します。
その成分がサルベストロールです。
サルベストロール生成の仕組み

植物に真菌(カビ菌)が付着

真菌から
自分を守るための
物質を作り出す

サルベストロールの
多い植物になる
サルベストロールの働き
損傷を負った特定の細胞には、特殊な酵素(CYP1B1)が出現します。
サルベストロールはこの酵素により活性化され、損傷した細胞を体内から排除するために働きます。
健康な細胞にはCYP1B1が存在しないため、影響はありません。

殺虫剤・殺菌剤・除草剤を使用する現代農業で収穫した作物は、残念ながらサルベストロールがほとんど失われています。サルベストロールは病原体であるカビに対する植物の自然な防御成分で、カビによる刺激によって生成されます。
農薬によってカビを寄せ付けなくなると刺激が減り、植物はサルベストロールを生成しなくなります。
その結果、私たちが口にする多くの野菜などにおいてもサルベストロールが欠乏してしまっています。
オーガニック食材を含む健康的な食事に加え、サプリメントでサルベストロールをプラスしましょう。
サルベストロールを多く含む食物例
- 果物
- リンゴ、ブルーベリー、クランベリー、ラズベリー、イチゴ、イチジク、タンジェリンオレンジ、ブドウ、ヨウナシ、レモン、プラム
- 野菜
- アボガド、きゃべつ、メキャベツ、ブロッコリー、カリフラワー、ニンニク、オリーブ、タマネギ、アスパラガス、ゴボウ、エンドウ、ソラマメ、セロリ、マメ、キュウリ、クレソン、パセリ
- ハーブ
- バジル、ルイボス、ローズヒップ、パクチー、セイジ、カモミール、タイム、ミント
サルベストロールの研究について
バーク博士は多くの科学者と共に20年にわたり研究に取り組み、損傷を受けた細胞内のCYP1B1酵素とサルベストロール成分という二つの大きな発見を成し遂げました。
現在では、イギリス、カナダ、ニュージーランド、中国などで研究が行われています。